開運開運神社

【開運】満月の日に行われる天日陰比咩神社の満月祭(月読命様への願い事)

満月の日に行われる【満月祭】

石川県中能登町の天日陰比咩神社( あめひかげひめじんじゃ )では満月毎に【満月祭】が行われます。
神社内の御社殿(ごしゃでん)にて、キャンドルの灯りの中、宮司さんの祝詞と楽器による演奏で執り行われるこの【満月祭】はとても神秘的。

演奏をされる岩田典子さんが使われる楽器は、三昧琴(ざんまいきん)、ディジュリドゥ、クリスタルボールなど。

キャンドルのゆらゆらとした灯りの中、宮司さんの祝詞とこれらの楽器の音色が一つに合わさり、御社殿の中の空間はまるで月の異空間と繋がってしまったかのようです。

月の神様である月読命(ツクヨミノミコト)様が同じ空間に降臨されたような不思議な感覚になります。

この幻想的な空間で、【満月祭】に参加出来た事へのお礼と【願い事】を月読命様にお伝えしましょう。

月読命様のご利益は、さすが天照大御神(アマテラスオオミカミ)様のご兄弟という事でたくさんあります。

代表的なご利益としては

月の光が夜の海を照らす事より
航海安全や大漁
月も満ち欠けで暦を管理し、農耕を行った事より
五穀豊穣
月の満ち欠けは出産や健康にも影響していると考えられている事より
安産や健康祈願

などがあります。

2021年 今後の【満月祭】は

6月25日(金)
7月24日(土)
8月22日(日)
9月21日(火)
10月20日(水)
11月19日(金)
12月19日(日)

となる予定ですが、状況によって変更があるかもしれませんので、神社様に確認の上お出かけくださいね。

天日陰比咩神社( あめひかげひめじんじゃ )とは

石川県鹿島郡中能登町二宮にあります天日陰比咩神社は二千百余年の歴史をもつ神社で、かつては羽咋郡や鹿島郡の雨乞い所だったそうです。

古来には、この神社境内地に天日陰比咩神社と、伊須流支比古神社の二社が御鎮座されていた事で、別名「二ノ宮神社」とも呼ばれています。

御祭神
屋船久久能智命(やふねくくのちのみこと)様


相殿に
大己貴命(おおなむちのみこと)様
応神天皇


石動山の麓にある天日陰比咩神社、鳥居をくぐると阿吽共に逆立ちしている狛犬が出迎えてくれます。

逆立ち狛犬の近くには、「いろは楓(かえで)」があり、この楓、根廻り2m、南枝10m、西枝6mの二枝に別れ、樹齢600年余りの大木で、南と西に枝が別れ、竜の形をしていることから「龍髭(りゅうしゅ)楓」と云われているそうです。

手水舎の奥には、天狗の足跡と言い伝えられている足跡のある鎮座石もあります。

また、御社殿に向って右側にある天神稲荷社には、学問の神として尊崇される菅原の神を祭る天神社(菅原道真公)と、食物の神と商売繁盛の神として尊崇される宇迦御魂神(稲荷神)が祭られています。

御社殿の前に石があるのですが、江戸時代にはこの石の前で手を合わせると願いが叶うとされていたそうです。

また、天日陰比咩神社には酒造りの祖神と云われる大三輪の神が祭られており、往古より酒造りが伝承され、境内にあるみくりやという建物でどぶろく(濁酒)が作られます。

このみくりやで醸造されたどぶろく(濁酒)は12月5日の新嘗祭(どぶろく祭り)にお供へし、祭典終了後、参拝客に振る舞われるそうです。

12月5日~3月上旬までは、ご祈祷やお祓いを受けられた方へ、お下がりとして授与もされ、正月の三ヶ日には、初詣の参拝客にもれなく振る舞われるとの事ですので、天日陰比咩神社のどぶろくを飲んでみたい方は、ぜひこの期間に天日陰比咩神社に訪れてみて下さいね。

天の気 地の気 マーサ